【ゲーム感想】「超探偵事件簿レインコード」【ネタバレあり】

先にブレワイ書くか迷ってたんですがこちらが最近(1ヶ月経ってる)終わったので記念すべき1回目は、ダンロンチーム新作のかなり楽しみにしていたこのゲームについて書きます!!

 

結論

めっっちゃよかった!!!!DLCとレインコード2楽しみにしてます!!!!

 

世界観もストーリーもキャラも全部よかった!!!エピローグとエンドも気持ちの良い終わり方でさすが小高さんワールド!!昨今にしては新規IPとして成功した作品だと思います。とりあえずヴィヴィアのことしか考えれない……

っていうのがこの作品のみに対しての感想なんですが、私はダンガンロンパシリーズをやっていた人間で、レインコードを発売日付近でやってる人間の大半は同じくダンガンロンパが好きなオタクたちだと思うんですよ。

このレインコードも殺人があって、推理して、調査して謎解きアクションがあって……っていうのだからどうしても比べて見てしまう。

で、比べたときの気持ちとしては「いやーーーーーものたりねぇえええええ」

に尽きました。

仲間が次々に殺され仲間が裏切り殺人を犯し、キャラに合った酷なおしおきの描写、地味にむずい裁判パート、色々な絶望を体感してるダンガンロンパのオタクたちはそこに興奮を覚える変態たちだと思ってるので物足りなかったはず、私はそうだった。

でもダンガンロンパと比べなければ絶望度もそれなりにあるし、推理とアクションの難易度も高くないし終わり方もスッキリしてるし全体バランスが良くて良ゲーになるんじゃないかと思った。

 

●良かったところ

●0章

これぞ!!!という気持ちでいっぱい

ロンパV3の1章と並んでもいいくらいの大展開でよかった

ずっと印象に残ってるし、新作もこういうのやっていきます!っていう意志を感じた

全員焼死プロローグ!!面白すぎじゃないか!!こんなキャラクター作り込んだのに5人も一気に死なせるなんて正気の沙汰じゃない。

メラミちゃん見た目と雰囲気大好きだから絶対好きになると思っていたのに本当なんてことしてくれるんだよ……

 

●4章

最高章。推しヴィヴィアたん大活躍&みんな大好き所長犯人と死というお祭り展開!!ここにきて最高展開が来てしまってきっとダンガンロンパのオタクは一番テンション上がったに違いない。

まず所長の犯行がもう泣く。トリックが自分が死ぬの確定なのと探偵たちの能力と行動を予想した上での流れなのもうほんとずるすぎというか、人を信じることなんて絶対嫌なタイプそうな人間に見えてめちゃくちゃ信じてるじゃん。しかも死ぬ確定が毒ガスなのと、お嬢の時間を巻き戻す能力を使う前提で何度も即死電撃に打たれてる(しかし私はたまたま一発で突破してしまったので、私の所長は電撃に打たれてない)とか相当な覚悟がないとこの犯行はできないよ……なんかでっかい辛い過去ある系人物だなと思ってたけどそっか〜〜愛する妻がいたんね。できるだけ波風立てたくないって言ってる人があんな大胆な計画を立ててしまったのも愛する妻のためってめちゃ良い男……でも我々(探偵たち)のこと信頼してくれてたなら言って欲しかったよなあ。俺ら全力で協力するのにとか思うけどまあそういうの言わない人だろうし、研究所の見取り図見る限り毒ガス部屋不可避だし何より大事な探偵たちを自分の復讐のために危険を伴うことに巻き込みたくない(めっちゃ巻き込んでるけど)っていうのもあったんだろうな。

そんなしんどい所長のことをずっと気にかけていて見ていて同じように平穏に過ごしていたいと思う人間ヴィヴィアが動いたと。

真実に向き合おうと奮闘するユーマくんに少し後ろで真実を知っているからこそ目を背けようとするヴィヴィアの心境を思ったら泣くしかない。ヴィヴィアと推理デスマッチするのしんどかったあああ。(良かった)

 

 

●いまいちと思ったところ

・3章

中盤に来て犯行に及んだ動機が銀行で金盗んで逃げようとしてたてえええってなった、せっかくレジスタンス出てきたんだしもっとこうなんかなかったんか!?!?

後にも書くけど個人的にQTE苦手なんすけどこの章がQTE祭りでほんとしんどかった何回お嬢に時間戻させたか……

・血の色

いやピンクってロンパやってた民はピンク色当たり前すぎて何も気に留めなかったよな……むしろだからこそ制作陣はそこ狙ってたんかな。だから0章みんな焼死かー!っていう納得感はあったけど。ロンパ未プレイの人の意見が聞きたい……いや、いまいちと思いつつもロンパやってない人からしたら疑問に思うところだと思うしやってた民が勝手な先入観で思ってただけだからむしろ良いのかな……わからない……

 

その他

1〜3章は赤の他人というか縁もゆかりもない人の死についての推理して犯人を探すって話だから逆転裁判に近いような感覚だった。逆裁ちょっとやりたくなった。ほんと推理ゲームやってますって感じ。だからなのかロンパと比べてしまって私の中の盛り上がりに欠けてた。ただ調査の時に超探偵1人と超探偵の能力を借りて一緒に調査するって流れはよかった。

5章のこの物語の真相は調査で大体わかってしまったけどめっちゃ良くできてる。正直序盤の肉まん食べてみたときにユーマくんがあんま美味しくないみたいなこと言ってたのがずっと引っかかってたから余計に理解が早かった。私がバイオ脳で申し訳ないけど街全体で実験のために住民全員に注射打ってって流れとか、工場で人肉むしゃってるとことかQTEもだけどほんとちょくちょくバイオに感じることがあった。

 

●操作性

・ロード時間長い

Switchだったからかほんとロード長くてしんどかった。特に推理デスマッチの前。あれがくる時毎回あーーーなげえてなってた。ピクミンも今回アンリアルエンジンみたいですがどうなんだろう。正直Switchは端末非推奨な気がする。

QTEしんどい

QTEが私は苦手なので苦手な人はしんどいかも。特に5章はほんとゾンビに襲われるところを回避するみたいな感じだからバイオっぽいなって思った

・謎迷宮直進

ほぼ直進で前方の景色が進むにつれ変化するんだけど先が見えなくていつまでこの直進続くの??って思いながら左カーソル傾けたまま会話も自動じゃなくて手動でぽちぽち押してくこの時間なんなんだって思ってた

 

●音楽

これは好みになるけど私がピンとくる、耳に残るものはなかった。

街の探索パートは雨のしっとり感にはあっていた感じだけど物足りなさはあった。

謎迷宮のアクション部分はダンガンロンパのようにアップテンポで急かすようなBGMとかもっとあっても良かったんじゃないかなと思っている。

死に神ちゃんの最後のブッきるとこは好きだった!ダンガンロンパ全体的に音楽も好きだったから余計に残念さはあったかな

●キャラ

・ヴィヴィア

プレイする前から気になってたんだけど4章やったらもう好きにならざるを得なかった。まず190以上の高身長が暖炉の中にいるというかわいさ。服がえっちぃ。あと穏やかダウナー、知的なとこは私の好み。そして平和のためなら過激になっちゃうのと、ダウナーに見せておいて誰よりもみんなとの過ごした平和な時間と所長が大好きで何か企んでることを知ってても黙って見守ってためちゃ優しい男。好きです。

・ハララ

ハララちゃんはそもそも性別不明というのがめちゃ良いのと、クールで最強で自分に自信があって一匹狼っぽい雰囲気はあるけど、ちゃんと人のことを認めることができるし、所長の命がもう助からないのは知っていながらもユーマくんたちの帰りを待って信じてずっと心臓マッサージ続けてたのとか人情味もあって心打たれました。好きです。

 

・所長

●解釈テーマ「託す」

住民は釘男に、演劇部の3人組は互いに、レジスタンスのリーダーはメンバーに、所長は探偵たちに、マコトはユーマくんに、クルミちゃんもユーマくんに、そしてNo.1は未来の自分と死に神ちゃんに託してた

この一貫したテーマがあったからこそゲーム全体のバランスがしっくりくる物になってるんだと思いましたね。すごくよく出来てる。

 

 

こんな感じですかね。

すいません、一応言いたいことは一通り言ったつもりだけどだらだら書いてたら記憶が薄まってきてるのでここらで一旦アップしようと思います。だらだら良くないですね。

とりあえずDLC探偵たちのやつやっていこうと思います!そして続編を待ちます!!!いずれいずれアニメ化もしそう…………

素敵なゲームをありがとうございました✨

 

 

 

今回初めて感想しっかり書いてみたけど、文章化することでより作品に向き合って整理できるのはすごい良かったので、ブレワイも頑張って書きたい(絶賛今ティアキンプレイ中です)

 

 

それでは!